ギックリ腰のきっかけ
2021年02月8日

こんにちは!
都内は天気の良い日が続いていますね。
天気予報等で言われ始めておりますが、花粉が飛び始めているとのこと。
花粉症の方は、ムズムズしたり、グズグズしている方も見受けられるようになりました。
今年は、また、多く飛ぶのではないかというような、花粉症の方は聞きたくない話が出ております。
そんな中、「はっくしょん」という感じでクシャミ(や咳など)をする方がいます。
(今どきは、そのように大きなくしゃみをしてしまうと、コロナの影響もあり、周りの視線が冷たいかもしれません。)
実は、タイトルのギックリ腰というのは、こんなクシャミをした拍子に痛くしてしまうというのは、案外と多いものです。
同じギックリ腰でも大きく2つ考えられます。
1つは、椎間板由来のもの。
クシャミで腰を前に屈めた勢いで椎間板というクッションの中身が後ろに押し出され、痛みを生じてしまいます。
神経を圧迫されていると、脚に痺れなどをともなうこともあります。
もう1つは、筋肉由来のもの。
腰骨の後ろに付く筋肉で、骨盤が歪んだり腰を丸めていることでこの筋肉が過緊張を起こし引っ張るような状態になります。
そこに、クシャミで腹筋が収縮するとさらにその筋肉につながる筋膜が緊張し、痛みが出てしまうのです。
どちらも日常的な姿勢や体の使い方からもともとストレスがかかっているものが、クシャミなどをきっかけに急に痛くなるというケースが多いです
腰に不安がある方は気をつけてくださいね
「そんなこと言われてもくしゃみは急に止められないし…」
そうですよね・・・。
そんな方はせめてくしゃみの仕方に気をつけましょう
クシャミをするときに片足を前に出し、なるべく腰を丸めないようにしましょう。
目の前に壁か柱などがあるようであれば、手を前について体を支えるのもよいですね。
ぜひお試し下さい!
ただし、日常的に椎間板や筋肉に過剰なストレスをかけているとそのうち腰痛になってしまうのは避けられません。
骨盤や背骨の歪みをしっかり直して根本から改善しておくのが予防になります。